健康診断・特定検診・ワクチン
横浜市健康診査・特定健診のご案内
横浜市在住の方は当院で下記の検査を受けることができます。
詳しくは横浜市健康福祉局ホームページをご参照ください。
横浜市健康診査 (75歳以上) |
無料 |
横浜市健康診査 (40歳~74歳) |
電話でお問い合わせください。 |
PSA検査 (50歳以上) |
¥1,000 |
肝炎ウイルス検査 |
無料(初回のみ) |
予防接種のご案内
実施内容 | 料金(税込) | |
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インフルエンザ |
自費 4400円(税込) 公費 2300円 |
予約不要です。お早めにお受けください。 |
肺炎球菌ワクチン |
定期接種(65歳)3000円 それ以外の方 8800円(税込) |
お電話にてご予約下さい。 |
RSウイルスワクチン |
自費 28000円(税込) |
お電話にてご予約下さい。 |
帯状疱疹ワクチン |
自費接種の場合 水痘生ワクチン 9000円(税込) 不活化ワクチン 25000円(税込)
定期接種の場合 水痘生ワクチン 4000円 不活化ワクチン 10000円 |
水痘生ワクチンと不活化ワクチンの 2種類ございます。 直接お電話にてお問い合わせください。 ※横浜市では令和7年7月より一部年齢において定期接種が開始予定です。 定期接種による公費負担を受けられる機会は生涯に一度だけです。 今年度定期接種の対象で接種を希望される方は 令和8年3月31日までに接種をしてください。 |
ワクチンについて
◆インフルエンザワクチン
インフルエンザワクチンはインフルエンザの感染を予防できます。ワクチンを接種することで、インフルエンザにかかるリスクが大幅に減少し、たとえ感染したとしても症状が軽く済む可能性が高まります。また、インフルエンザによる肺炎や気管支炎などの重い合併症を防ぐことができ、特に重症化リスクの高い、高齢者、妊婦、幼児、基礎疾患を持つ方々に効果的です。
◆肺炎球菌ワクチン
風邪や持病をきっかけにからだの抵抗力(免疫力)が弱まると細菌などに感染しやすくなります。細菌が肺に入り込み、肺で増殖し炎症が起こることで肺炎を発症します。日常でかかる肺炎の原因菌で最も多いのは肺炎球菌です。特に、高齢者(65歳以上)では肺炎球菌による肺炎などを予防することが重要です。
◆RSウイルスワクチン
RSウイルス感染症は、RSウイルスの感染によって引き起こされる呼吸器感染症です。
RSウイルスは、一般的には乳幼児の呼吸器感染症の原因ウイルスとして知られていますが、高齢者や基礎疾患のある成人においても、RSウイルスは、肺炎などを引き起こしたり、基礎疾患が悪化することもあります。現在、成人におけるRSウイルス感染症に対しての特定の治療法がないため予防が大切です。
◆帯状疱疹ワクチン
帯状疱疹は痛みを伴う皮膚の疾患です。幼少期に水痘に感染することでウイルスが体内に潜伏し、加齢とともに免疫が下がることでウイルスが再活性化し、帯状疱疹として発症します。水痘に罹ったことがある人は誰でもなる可能性があり、帯状疱疹の症状が落ち着いた後も、痛み(PHN:帯状疱疹後神経痛)やその他の後遺症が残り日常生活に支障をきたすこともあります。50歳以上は帯状疱疹の発症率が高くなる傾向がありますので、予防接種は帯状疱疹を発症しないための選択肢のひとつになります。
予防接種には2種類のワクチンがあります。
生ワクチンの効果は3~5年程度、不活化ワクチンは発症予防効果も高く、予防持続期間も現在のところ10年以上と長いことが特徴です。
乾燥弱毒生水痘ワクチン 「ビケン」(生ワクチン) |
乾燥組換え帯状疱疹ワクチン 「シングリックス筋注用」(不活化ワクチン) |
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接種対象者 |
50歳以上の者 ※病気や治療によって、免疫の低下している方は 接種できません |
50歳以上の者 帯状疱疹に罹患するリスクが高いと考えられる 18歳以上の者 |
用法/用量 | 皮下に1回 | 筋肉内に2回 |
予防効果(有効性) |
60歳以上:51% ~年代別予防効果~ 50‐59歳:69.8% 60‐69歳:64.0% 70‐79%:41.0% 80歳以上:18.0% |
50歳以上:97.2% ~年代別予防効果~ 50‐59歳:96.6% 60‐69歳:97.4% 70‐79%:90.0% 80歳以上:89.1% |
予防効果持続期間 | 5年程度 | 現在は11年程度 |
副反応 |
接種後 50.6% 注射部位の紅斑44.0%、掻痒感27.4%、 熱感18.5%、腫脹17.0%、疼痛14.7%
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注射部位副反応 81.5% 疼痛79.1%、発赤38.0%、腫脹26.3%など 全身性副反応 66.1% 筋肉痛46.3%、疲労45.9%、頭痛39.2%など |
※ RSウィルスワクチンの予防接種を開始しました。欧米では多くの方が受けていますが、日本ではまだ始まったばかりで、あまり認知されていません。
しかしながら、肺炎(特に高齢者)の一定数はRSウィルスによるものです。高血圧や糖尿病、高脂血症なのの基礎疾患ある方は肺炎にならないように積極的な接種をおすすめします。
令和7年度 成人用肺炎球菌ワクチン予防接種
7月1日より始まりました。対象者には横浜市よりお知らせが届いていますので、予診票と住所・氏名・年齢が確認できるものをご持参ください。
予約制ではありませんが、電話でご確認頂けますと幸いです。