レーザー治療に使用する医療機器について
当院で採用しているELVeSレーザーは、EVLA(Endovenous Laser Ablation、血管内レーザー焼灼)と呼ばれる方法で下肢静脈瘤を治療する装置で、弁不全となった伏在静脈の血管内でレーザーを照射し、血管内を収縮・閉塞させることで血流を遮断し、逆流を阻止します。最新の保険適応のレーザー治療機器です。ELVeSは、欧米では2001年頃から行われており、多くの臨床研究で従来の外科手術に比べ侵襲性が低く、重篤な合併症もまれで、再発率も少ない治療機器とされています。また、使用するガイドワイヤー、レーザーファイバーなどの体内に入る物はすべて1回限りの使用(使い捨て)となっているため、感染のリスクもありません。
〔使用機器〕
ELVeSレーザー仕様(医療機器承認番号:22200BZX00660000
販売名:ELVeSレーザー